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読売が面白い〜1
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    読売新聞の夕刊が充実している。
    特に、火曜日と水曜日のコラムは毎週欠かさず、しかも記事を切り抜いてスクラップ。

    今日は火曜日。
    待ちに待ったコラムは「生活とリハビリ研究所」の代表、三好春樹氏による「介護の心」

    三好氏の老人への暖かい眼差しは、決して押し付けがましく無く、上から目線でもなく、
    人間としての尊厳が常に根底に流れている介護者(過去・現在・未来すべての介護者)への教則本でもあり、そして励ましでもある。

    私は祖母を何年かに渡り介護をした経験があるが、その時は何もわからず、無我夢中であった。
    医師から「甘いものはいけない」と言われれば、体に良くないからと「おばあちゃん、食べたら体に悪いらしいから食べない方がよい」と言い、「食べたい」という祖母の気持ちに耳を傾ける余裕がなかったこともあった。

    老人専門と言われる渋谷区にある病院に入院した時も、実際の現場は評判と程遠く、死に向かって生き行く人々が見捨てられている、そんな扱いを感じた。せつなくなり、悲しくなったことが何度あったことだろうか。

    敬虔なクリスチャンであった祖母は祈りが最も大切な時間のひとつであった。
    司祭先生と私と3人でお祈りをしていた時、看護士が来て「何やってるのよ!邪魔よ邪魔!早くどいて!」と祈りの途中にも関わらず、私達を蹴散らした。
    思い出すだけでも、怒りで指が震える程だ。

    隣のベッドの患者さんがお風呂から戻ってくる時で、お隣さんのベッドまわりはスペースを作りたい、でも、祈りをしている私達は邪魔者。
    こういうことであった。
    看護士は、祈りなどどうでもよく、もちろんそれに対して「悪かったわ」という一言もなく、病院とは一体何のためにあるのだろうか、と、ここで初めて医療現場に対しての疑問を持つことになる。

    当時はこのような病院に対する苦悩を相談する相手がどこかわからず、無我夢中であった。
    三好氏の「介護の心」を読みながら、いつもそんな当時のことを思い出す。
    そして、「もっとこうすればよかった、ああすればよかった。」と思い、「おばあちゃん、いたらなくてごめんね」と心で呟く。

    時を戻すことができるのであれば、もう少しだけ、祖母の心に寄り添いたかったな。

    今日のタイトルは「数え年、正月は特別な日」
    「お正月の飾り付けやおせち料理、雑煮など。正月らしい演出は介護の大切な一部。1年で最もめでたい正月にこそ、お年寄りのいい笑顔を見たいから。」とある(本文より抜粋)

    そうだ、あぁ、そうだ。
    こういうことが、その人を大切にすることなんだ。
    日頃のちょっとしたことに目を向け、日々の仕事や雑用に流されず、日常の大切なことを大切にすることが、豊かなんだ。

    人を大切にする心が最も尊い。


    三好春樹氏のホームページはwww.mdn.ne.jp/~rihaken/

    | マーサメリー | 23:43 | comments(0) | trackbacks(2) | - | - |
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